ワイン大好き⁉ 地黒ランナー。

40歳からはじめたランニング。距離を走らない横着な中年ランナーのブログ。

板橋Cityマラソン 〜レース編(後半の後半)〜

●30km〜35km

とうとう来ました。いわゆる30kmの壁地点。今ごろコバ氏が「30kmの壁がウンヌンカンヌン」とLINEに書き込んでいる頃だろうと、余計なことを考えてしまう。

ガーミンを見て暗算する。20〜25km区間で、キロ5分ペースから約30秒削った。サブ3.5まであと30秒だと把握。ここからはどこかでペースダウンすると腹をくくりなが、とにかくペースを保つ。

身体の調子はまだ変わりなく大丈夫。心拍数は175前後になったが、190にいってないからまだ大丈夫と思い込む。

そして、過去のフルを振り返ると、17年12月の湘南M(心拍数185)、18年12月のつくばM(心拍数184)と比べると、30km地点での体調は雲泥の差。まだ余裕がある感じがする。30kmの壁を超えていけー!と鼓舞する。

30km地点は、OYさんからの事前のLINEで、応援してくれている地点のはずが、いっ、いない!右目の視力が落ちているので、左目を凝らすがいない。ここで考えた。前半10kmと同じ場所で応援してくれているとしたら、30km地点ではなく、32km地点(ゴールから10km手前)だよね。OYさん算数が残念だよ。。。

で、32km地点で、ONさんOYさんを探しながら走る。いた!!一度肩透かしにあったからか、嬉しい!!テンション上がり、グーポーズしながら、思わず「いくよー❗️」と叫んでしまった!

f:id:JiguroRunner:20190331203758j:image

叫ぶつもりは全く無かった。なぜ叫んだか?発した言葉の意図も全くわからない。「まだいけるよ」が3文字になったのか?とにかく応援が嬉しかった。

33kmの給水所。電解質の残り半分を飲む。その後、モルテンジェルを補給。これで、携帯したサプリ全て終了。軽くなって嬉しい。ここからは消耗区間

この区間で、鼻をグズグズいわせながらついてくるランナーの気配が無くなった。ペースを変えたか、給水所のゴタゴタではぐれたか。

さらに、ここで、前半にペーサーをつとめてくれランナーを追い抜く。今だにペースを守っている。すげーよ。

相変わらず、どんどん抜いていくが、ここまでずっと抜き続けてきているので、テンションが上がることは無くなった。むしろ、極端にスピードが落ちるランナーとか、歩くランナーを見ると、過去のフルの自分を思い出し、そのうち同じようになるのか、という気持ちになる。

このあたりで「ロッキーのテーマ」が聴こえてくる!沿道からだ!これ、つくばMの時も聴いた。同じ人か?危篤な人だ。でも力が湧いてくる。心無しかペースがあがる。フルマラソンってかなりの精神疲労になるからこういうの効くんだなぁ。ありがとう!

34km地点で、一般応援の方が、コーラを配ってる!OYさんがマラソン終盤の給水コーラが美味しいと言っていた。今までの大会ではコーラ給水なかった。この先、35km過ぎの給水所で、コーラがあるのを事前にチェックしていたが、一般応援の方もOYさんと同じくコーラパワーを知っているんだなぁと思い、「ありがとう」と言って頂く。「んっ!炭酸抜けとるやないかぁ!」と心でツッコミ入れるが、甘くて美味しい。感謝!

(公式記録で、この区間4分53秒)

●35km〜40km

ガーミンで暗算。前の区間で30秒削った。きっきたっ!ネガティヴで追いついた!ここから5分ペースでサブ3.5当落線上。6分ペースでもPB(3時間38分47秒)更新!

体調確認。かなり辛くなってきたが、ここまでのペースはまだキープできる感じ(心拍数176)。サブ3.5の可能性はゼロではない。目指そう。こんなチャンスは二度と無い!

35.5km給水所。コーラ給水所。頂く。んっ!またもや「炭酸抜けとるやないか!」と心でツッコムが、二回も続くと、流石に疲労のせいで炭酸感じないのか?とも思う。でも甘くて美味しい、サンキュー。

36km通過、まだペースいける。37km通過、あと5km、お願い足もって。38km通過、ほんとお願い。このあたりは足が終わる不安とともに走る。

38.1km給水所。給水パス。このタイミングで給水しても、身体に吸収され始めるのが、41km地点からゴールあたり、意味がない。そして呼吸も苦しいし、タイムロスもしたくない。

39km通過、あと3km、足はギリギリか。

そして40km到達!

(公式記録で、この区間4分53秒)