板橋Cityマラソン ～レース編（後半）～

●ハーフ～25km

ハーフを折り返してからペースを上げる。スライドを伸ばすイメージ。

ここで身体の状況を確認する。足の疲労、大丈夫、足がでてる。呼吸、辛くない。内臓、大丈夫、まだ水を受け入れてくれる感じはある。左足甲外側はスレたような感じで痛いがスピードをキープするのに問題ない。折り返し以降は、追い風のはずだと言い聞かせて精神的にも余裕をキープするようにする。実際に追い風も感じる。心拍数170前後、175以下だから大丈夫。よし、行けるとこまでこのペースで行こう！！！

ペースを5分アンダーにした途端、どんどん抜いていける。こうなるとペーサーはいなくなるので、単独走で抜いていく。前半は抜かれ続けたので、楽しくなってきた。

調子にのったのか、ガーミンを見ると4分40秒～45秒ペースになってる！ちょっとペース早い「この先まだ20kmある。先は長い。」と言い聞かせ、4分50秒～55秒に抑えていく。

そうこうしていると、鼻をグズグズさせながら走るランナーが後ろからずっと付いてくる。振り返るのが怖いので、見なかったが地黒ランナーがペーサーになっているようだ。ＯＫ！！一緒に行こう！！2人でどんどん抜いていく絵になっている。

23.4kmの給水所。ここまでくると、サプリ補給ポイントは、当初の予定通りにはいかなくなる。この前の給水所（20.2km）で、アミノ酸ばらまき曲芸を披露してしまったので、再度アミノ酸の回にすることにする。ここで、ふと、予備の胃薬を持っていることを思いだす。迷い無くアミノ酸と一緒に胃薬を飲む。予備なのでレース中に胃薬飲む予定ではなかった。胃の調子も悪くないし。うーん、胃の保護というより、この後も頑張れる薬のような精神安定的効果だなぁ。

このあと、ミニハプニングが発生。額の汗をぬぐった拍子に右目のコンタクトがズレた！昨日、コンタクトを新調したばかりなのに！まぁいいか。片目の視力が落ちても走れるしぃ！

（公式記録で、この区間4分52秒）

●25km〜30km

25kmでガーミンを見て暗算する。前の区間で、キロ5分ペースから約30秒削った。サブ3.5まであと60秒だと把握した。どこで止まるかわからないが、とにかくペースを保つことにする。

25km地点過ぎ、ここでマグオンを補給。糖質ジェルは、ここまで8km、16kmでとってきた。約40分毎になる。ここで、なぜ24kmにしなかったというと、前回補給したモルテンの吸収力を信じて、少し間隔を伸ばした。うん、まだ胃が受け付けている。

25.7kmの給水所。久々の電解質。

29.8kmの給水所。ここで特別補給水のサントリーはちみつレモンを取り、アミノ酸を入れて飲む。もはや何の味か分からないが、胃が水分を受け入れるありがたさを感じる。素直に嬉しい！過去2回のフルでは、この地点で完全に水分を受け入れられなくなっていたからなぁ。

（公式記録で、この区間4分55秒）

（後半の後半に続く）