ワイン大好き⁉ 地黒ランナー。

40歳からはじめたランニング。距離を走らない横着な中年ランナーのブログ。

湘南国際マラソン その2

スタートしてすぐは集団に揉まれる。周りのペースは抜く抜かれるが同じくらい。ちょうどいい感じ。最初の1kmは5分17秒。次の1kmは4分59秒。早くもペースに乗れた。道幅も広いし、すぐにペースに乗れるのはこの大会のいいところだね。

最初の10kmは49分56秒。悪くない。が、調子はイマイチ。調子が良い時は自然とスピードが出てしまうので抑えることが必要になるが、今日はこの感覚がない。

海沿いを真っすぐに走って見晴らしがいいコース。14kmすぎ辺りで前の方に見たこととある人がいる。K氏とOさんだっ!!前日にLINEで、ウエアの色を聞いてきたので、もしやと思ったが、驚いた。到着するとK氏が何か紙を持って、大声でわめいている。紙に書いてある文字は線が細くて読めない。いつもながらに残念だねぇ。それから、監督のように、何かわめきながら並走してくる。よく見るとランの装備をしている。おっ、沿道を走りずっとついてくるのか、面白い!と思ったが、100mくらいで止めた。な~んだ。まぁ、応援有難いが、事前に言ってくれていた方が、そこまで行くのが楽しみになるのでうれしいと思ったね。

19km地点、片瀬江の島駅で折り返し。そろそろ嫁殿がいるはず。と同時に尿意をもよおしたので次のトイレに行こうと思っていると、ちょうどトイレピットインのあたりに嫁殿いたぁ!!まずトイレに行って、それからウエストポートを嫁殿にパス。応援有難い。

この10kmはトイレに行ったこともあり51分8秒。20km過ぎて足の余裕は無くなってきた。予想より早い、何とか30kmまでもちたかった。あと倍も走るのかぁと気持ち的にも落ちてきた。ということで、過去の経験から無理にペースをキープするのを止めて完走まで足が持つように、無理なく走れるペースに切り替えた。

先ほど嫁殿にウエストポーチを渡す前に、ポケットに入れたモルテンを飲もうとしたら、おっ落としたぁ!ちょっと戻って拾うべきか、疲労を避けるために諦めるかの究極の選択。一瞬の出来事だが、シンキングタイムは長く感じる。結果、面倒なので諦めた。さようなら993円~。悲しい~。

道の先に富士山が見える、左手に海。いい景色だよね、って気を紛らわして走っていると、28km辺りで不意に沿道から声が!またでた!K氏とOさんだ!まだいたのかっ!!やはりK氏がわめいて並走してくる。「ペースさげた」と言ったら、さらにトーンをあげて、わめいている。どうやら恥という気持ちは無いらしい。ちょうどダラダラ上りが続くところ。どこまで並走するかと思ったら早々に止めた。せめて上りの頂上まで来んかぃ!って心でツッコミ。この地点は駅から遠く応援も少ないところ。なるほど駅まで走る気なんだなぁと、だからランの装備で来たんだとようやく理解。

30km通過。この10kmは51分54秒。完全に余裕はなくなった。あとは足がどれだけ持つかだけ。1kmごとに辛さが増してくる。そうそう、これがフルなんだよね。35kmで完全に足が終了。気力だけ。36km5分26秒、37km5分19秒、38kmで5分44秒、39kmで6分13、40kmで6分30秒、脳みその思考も停止。早くゴールしたい、走るの止めたいの連呼。そして会場に入る前の急坂でもはや歩くスピードじゃ。

そしてボロボロの状態で両手を挙げてゴ~~~ル。終わったぁ~~~。

そして、ふと前を見ると嫁殿がいる!?ゴール前で応援してくれていたらしい。全く気付かなかった。思考停止していたからか?とにかく倒れそう。嫁殿の肩をかりて何とか歩く。一人だったら倒れていた。すご~く助かった、ありがたい~。

嫁殿はゴール前で俺が気づかなかったがよっぽどショックだったらしく、この後、気づかなかったことを何度も言われ続けるのであった。。。

結果、3時間43分18秒。一昨年の記録にとどかなかたったけど全力だしたので悔いないっす!!

おわり